一度かかると容易には完治しないシックハウス症候群。建物に使われた接着剤に含まれているホルムアルデヒドなどが元凶とされています。ホルムアルデヒドは時間が経つと揮発が終わるので、中古なら安心といった論調も一時はありました。しかし、現在では、物件によっては築後10年たっても揮発が続いているものも確認されていて、中古なら安心という考え方は危険です。また、家・具の接着剤が原因の場合もあり、機密性が高いマンションでは常に注意が必要です。ポイントは「換気」と「建材」建築基準法が改正され、平成15年7月1日以降に建築確認申請がされた住宅には「24時間換気システム」が義務づけられました。物件を見るときには各部屋に給排気口があるかどうか、小さすぎないか(直径10センチ程度が目安)を確認しましょう。また、自然素材のみを使っている場合を別として、ほとんどのマンションでは壁・天井はビニールクロス仕上げが主流です。この建材にも注目しなければなりません。建材にはJASによるホルムアルデヒド放散基準が定められており、放散量によって、建材として使用できない「F☆」から、使用面積に制限なく自由に使える「F☆☆☆☆(エフフォースター)」まで等級があります。現在ではほとんどの建材でF☆☆☆☆が選ばれていますが、中古マンションの場合には確認しておいたほうがよいでしょう。
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