節約に苦痛を感じないか、と聞くと「ノー。僕らは十分ぜいたくに暮らしているよ!」とのこと。たしかに人間は、けっして金や物だけにぜいたくを感じるのではないのです。アメリカで太陽光発電住宅に住む人たちの多くは、この夫妻のように、環境の汚染を少なく、自然を征服することがないようにという「こころ」をもっているのは見習うべきです。彼らにとっては、単に太陽エネルギーを使って燃料代を節約すればよい、というものではありません。
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「持続可能な社会」という人類文明にとって大きな問題をぶつけられている21世紀を、どう生きるかという壮大なテーマに、自らが持続可能なライフスタイルのモデルとなって実践し、そのあり方を世に問いかけ、そのことに誇りと喜びをもっています。しかも、けっして肩肘張ったものではなく、アメリカ人的に楽しんでいるのが心地よく感じられました。訪問したのが2001年9月11日のテロの1カ月後で、道ではこれ見よがしに星条旗をはためかして走る車も見かけましたが、一方でこんなアメリカ人に出会って本当に嬉しく感じ、アメリカという国の奥深さを感じたものです。