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ユタは沖縄の人々の精神的なよりどころ

途絶えないのは、「ユタは沖縄の人々の精神的なよりどころ」だからという。文明社会でも科学だけでは説明できない現象が起こり得るとは誰もが心のどこかで感じているはず。ならばあの世の人に尋ねたいという気持ちは、祖先との距離が近い沖縄では自然にわき上がる。ユタの助言が無駄に終わっても、やるだけやったという「救い」が人々には必要で、そのためにユタは貢献している面もある……ととらえる論調は今の沖縄には確かにある。ユタと占い師が根本的に違うのは、個人の運、不運、開運の方法などを占うのではなく、「祖先の声」を子孫に伝えることによって困難解決の道を指導しようとすること。また、看板を掲げて「私はユタです」と公言する人がいないこと。これは「世間の秩序を乱す」との理由で琉球王国時代から近代にかけて『ユタ禁止令』がたびたび出されたことも大きな要因だろう。だが、ユタは絶滅しなかった。先祖崇拝を基盤とする沖縄の人にとって、ユタは先祖の声を現世へつなぐ貴重な存在であり続けているのだ。

下り「ながら」&9375Mへの行程

下り「ながら」&9375Mへの行程でも小牛田までは、オール701系。この行程以外で上京する場合、青森〜黒磯間はすべて701系という可能性もあるからこわい。ただ、仙台〜黒磯間では元急行型の455系電車と、仙台近郊用の719系電車、そして701系が入り乱れて走っているため、701系との遭遇率は他の区間よりは少ない。ところで、719系電車は2人席+4人席+2人席という変則クロスシートとなっており、2人席はロマンスシート(昔の特急などにあった2人がけのシート)的に使うこともできる。乗り心地も悪くなく、なぜこの車両を量産しなかったのか、はなはだ疑問。製造コストがかかるのは確かにわかるが、長年使うことを考えれば、充分モトは取れたはずではなかろうか。そして、黒磯から首都圏に入り、通勤快速の上野行き3550M(土曜・休日は快速「ラビット」)に乗り換えとなる。この列車には115系電車と同じ近郊型の211系電車が使用されており、運が悪いとオールロングシートの編成が来ることも。

本来はノンビリする場所の汗蒸幕

本来はノンビリする場所の汗蒸幕、ツアーでベルトコンベアのように移動してしまうのはもったいない。入場料だけ払って、気分と時間にあわせてオプションを追加していこう。一晩でノンビリ過ごしたいのが、豚カルビ街で有名な新村にある新村火汗蒸幕。入場料は8500ウォン(約850円)。料金は庶民的だが、内部は迷ってしまいそうに広い。ここでぜひ利用したいのが、指圧。ゆっくり1時間半で3万5000ウォン(約3500円)。おばちゃんの丁寧なテクニックに、メロメロになること間違いなし。手が空いている指圧師のおばちゃんが、梨をむいて食べさせてくれたのにも感激だ。マニュアルどおりではないサービスに出会えるのがうれしい。お腹がすいたら食堂へ。テンジヤンチゲ(味噌汁)定食が美味。鍋料理も楽しめる。休憩室もあり、サウナも充実。他の汗蒸幕にありかちな、日本人と韓国人のあからさまな区別もないので(浴衣やロッカー室が違うなど)、ローカル気分でのんびりできる。